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【治療例】  20歳 女性 歯周病を伴う上顎前突症~一般歯科治療と共同した治療

[2024.05.21]

初診

出っ歯で口唇が閉じ難いことを気にして来院した20才の女性です。
上下の前歯はともに前に出ていて、口唇を閉じると、口の周りの筋肉が過度に緊張しています。
上の前歯は仮歯になったまま長期間経過しており、歯石が付着して歯肉炎が目立ちます。
虫歯や治療の必要なかぶせ物もあります。

矯正治療のリスクとしては歯周病がさらに進行したり、むし歯が発生したりする事です。
矯正装置が外れた後には、新たな咬み合わせに合わせて、かぶせ物(補綴物)をやりなおす可能性があります。

改善後

矯正治療に先立ち、一般歯科にて歯周病や虫歯の治療を行っていただきました。
歯周病の改善(半年間)後、上下左右第一小臼歯を4本抜去し、矯正治療を開始しました。
治療に用いた装置はマルチブラケット装置で、矯正の治療期間はおよそ2年間です。
治療費は、矯正治療費としておよそ65万円でした。
歯周病やむし歯などの処置は保険治療です。
治療後、かみ合わせは改善し、歯肉の健康も維持されています。
また、横顔のバランスもとれています。

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